日本代表MF橋本拳人(27=ロストフ)が日の丸への思いを語った。

 昨年12月の東アジアE―1選手権(韓国)以来の代表入り。当時はJ1FC東京に所属していたことから、今回のオーストリア遠征(13日=パナマ戦、17日=メキシコ戦)が海外移籍後初の代表招集となった。

 11日のオンライン取材では「ロシアでプレーしているときも代表のことは意識している。僕自身初めての海外挑戦で、普段から日本人としての誇りを持ってロシアでもプレーしている。前に比べると日本代表に対する責任感や思いというのは増している」と胸の内を明かした。

 橋本が主戦場とするボランチには、MF柴崎岳(28=レガネス)やMF遠藤航(27=シュツットガルト)などがプレー。激しいポジション争いが予想されるものの「まずは自分の良さを最大限出すこと。(前の選手など)それぞれの良さを生かすにはコミュニケーションが必要なので、そこは意識してやっていきたい」と闘志を燃やす。

 ロシア1部リーグでは5得点を挙げるなど、調子は上向き。代表戦でも存在感を発揮したいところだ。