日本代表MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)が11日にオンラインで取材に応じ、リオデジャネイロ五輪世代のホットライン結成に意欲を見せた。

 代表でトップ下のレギュラーを狙う鎌田にとってFWとのコンビネーションは重要になってくるが、今回選出されたFW鈴木武蔵(26=ベールスホット)とFW浅野拓磨(26=パルチザン)の2人は同じリオ五輪世代。「拓磨君も武蔵君もリオのときから年代別代表で一緒にやっているし、どっちもスピードが速い選手なので僕としてはやりやすい。うまく2人を生かせればいいかな」と気心知れた2人の特徴は熟知しているだけに、今回の遠征で攻撃面で大きな成果を出すつもりだ。

 特に鈴木は前回のコートジボワール戦でもコンビを組み「相手も強かったので大変そうに見ていたが、コートジボワールの良い選手相手にも前で体を張ってくれていたので自分としてもよかった。自分が1トップをやるとなかなかああいうことはできないので、すごくストライカーだと感じた」とその〝凄み〟を実感。今回はさらに連係の向上が期待できるだけに〝リオライン〟からのゴールに注目が集まる。