田嶋会長が東京五輪開催に意欲「こういう状況下でもスポーツができるということを示したい」

2020年11月11日 18時31分

オンラインで取材を受ける田嶋会長

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(62)が11日にオンラインで取材に応じ、来夏の東京五輪開催に改めて強い意欲を見せた。

 日本代表はオーストリア合宿を実施しており、国際親善試合パナマ戦(13日)とメキシコ戦(17日)に臨む。

 新型コロナ禍が深刻な欧州で感染対策を徹底しながら国際試合を開催することは、世界中から人が集まる来夏の東京五輪でも参考になると田嶋会長は指摘する。

「10月、11月の国際Aマッチデーをやることを五輪へつなげたい。こういう状況下でもスポーツができるということを示したい」と強調。「きちっとPCR検査、スマートアンプで検査をやる。我々もトライし、できるということは五輪の開催にも影響する」と代表活動の成功により五輪開催を後押しする考えだ。

 また、政府は現状で国外への渡航から帰国後に14日間の自主待機措置を講じているが「今回Jリーグで見たい選手もいたはずだが連れていくことができなかった。これについてはスポーツ庁にお願いしながら、代表の試合だけでなくクラブの試合もやり、その後も日本でプレーができるようなルールに変えて頂けるようにお願いしている」と緩和を求める構えだ。

 さらに「日本の代表や五輪(の代表選手)だけはOKだよという枠ではなく、フェアに外国人でもクラブ(の選手)であっても、そういう規定を外してもらって帰ってきたらすぐに試合ができるように認めてほしい。もちろんPCR検査をして陰性が前提になるが」と検査体制を徹底したうえで、国内外のアスリートに広く緩和を適用するよう訴えた。

 そして「スポーツ庁には私が伺ってお願いするつもり。今までも文書でお願いしている。国のルールは簡単に変わるものじゃないし、根気強くしっかりとお願いしていきたい」と近く〝直談判〟する予定という。

 新型コロナ禍でも五輪開催を実現すべく、サッカー界をあげて積極的に動いていく方針だ。