【森保ジャパン】司令塔・柴崎岳が危惧する〝自分たちのサッカー〟

2020年11月11日 05時15分

オンライン会見を行った柴崎岳

 日本代表MF柴崎岳(28=レガネス)が〝自分たちのサッカー〟への固執の危険性を説いた。パナマ戦(13日)とメキシコ戦(17日=日本時間18日)を行うオーストリア遠征に参加している柴崎は、10日のオンライン取材でボールポゼッションについて持論を展開した。「個人的には〝どんな国が相手でも、ボールを保持したい、その時間を長くしたい〟とは必ずしも考えていない。そのときの状況、時間帯によって変わる。ボールを放棄しても勝つ可能性が高くなることもある」

 もちろんボールを持った方がいいときは、それを選ぶのは言うまでもない。森保ジャパンの司令塔が危惧するのは、それしかできなくなること。「ポゼッションを軽視しているのではないが、個人的には明確なスタイルを持つことはしたくない。自分たちのサッカーを掲げてやって、それにとらわれて試合の全体像を見えていないなら違う。大事なことは勝利のためにその場で何をしていくか」と強調した。

 そこで思い出されるのは2014年ブラジルW杯。MF本田圭佑を中心にボールポゼッション重視の〝自分たちのサッカー〟にこだわったが、3戦未勝利のまま1次リーグで敗退した。そんな過ちを踏まえて森保ジャパンは、あくまで臨機応変なサッカーで勝利を目指す。