日本代表MF柴崎岳(28=レガネス)が新型コロナウイルスとの共存について語った。

 現在、新型コロナが欧米を中心に再拡大。日本が国際親善試合を行うオーストリアでは、3日から再びロックダウンの措置が取られるなど、厳しい状況が続いている。

 実際、代表活動に否定的な声も出る中、10日のオンライン取材で柴崎は「全くこういった状況下で何もしないという安全策を取るというのは、もちろん間違っていないと思う。いろいろなことを心配したり考慮した上で意見は出てくるものだと思うので、一理あると感じている」とコメントした。

 とはいえ、2022年カタールW杯に向けて、チームの強化を進める必要がある。「個人的にはこういった環境下でも、できる限りのことはやっていかなければいけない。前回のオランダ遠征よりも欧州の情勢やコロナ禍の環境は悪くなってきているが、できる限りのプロトコルに従った行動をとって、感染をしないように、最大限配慮して心掛けていく」と述べた。