日本代表MF柴崎岳(28=レガネス)が10日、オンライン取材に応じ、チームの課題について語った。

 10月のオランダ遠征(9日=カメルーン戦、13日=コートジボワール戦)は、ともに先発出場。「ある程度、守備の連係やディフェンス面に収穫があった。試合中の戦術などの変更のところで自分たちにメリットをもたらしていくところは、継続して良くしていきたい部分」と手応えを口にした。

 その一方で、攻撃面では2試合で1点止まり。チャンスを作りながらも、決め切ることができなかった。「チャンスクリエートだったりとか、ゴールをもたらすというところの課題に着目して、質や精度、アイデアだったりとかを全員で共有していきたい」と改善点を語った。

 今回のオーストリア遠征では、パナマ(13日)、メキシコ(17日=日本時間18日)と対戦する。ボランチの一角として活躍が期待されるだけに「試合の中で僕のところから発信してチームにいい波を作っていけるか。守備においても攻撃においても、チームとして共有するべきことを味方やチームにプレーで示していけるかだと思う」と気合十分。森保ジャパンを引っ張る覚悟はできている。