【森保ジャパン】“移籍相談会”受付中

2020年11月10日 11時30分

森保監督

 森保ジャパンの年内最後の活動は“移籍相談会”も焦点となりそうだ。日本代表は9日に国際親善試合パナマ戦(13日)とメキシコ戦(17日=日本時間18日)に向けて、オーストリア合宿を開始した。強豪国との対戦で強化を図る一方で、代表には今冬の移籍市場での動向が注目されている選手も多く、チーム内の移籍談議も合宿の重要なテーマとなっている。

 オンラインで取材に応じた森保一監督(52)は「我々はまずレベルアップすることを目指していきたい。ベースの部分を確認しながら練習、試合に臨んでもらえるようにしたい」と活動方針を説明した。来年はカタールW杯アジア2次予選、そして最終予選が待ち構える。W杯レベルの強豪との対戦を通じてさらなる強化を図るが、ピッチを離れた時間も大事になる。選手たちの将来を左右する場になるからだ。

 代表合宿では移籍に関する意見交換が普段から活発に行われており、10月のオランダ遠征時も主将のDF吉田麻也(32=サンプドリア)が「特にエージェントやトレーニングなどは学んでいる最中の選手が多いので、そういうアドバイスは意識的にする。やっぱり移籍やトレーニングの話が一番多い。若い選手は非常に意欲的で積極的に話をしている」と明かしていた。

 選手同士だけでなく、時には監督と選手の間で話題に上ることもあり、森保監督も「途中経過とかそういう情報としてもらえることはある。選手たちと話す中で時々、未来に向けて話すときは『自分にとって充実した、思いきったチャレンジをできるようにしてほしい』と伝えている」と相談に乗ることがあるほどだ。

 そうした移籍談議が今回はより重要な意味を持つ。代表は今年最後の活動で次の活動は来年3月だが、その間に欧州では冬の移籍市場が開幕する。イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールで出番が急減しているMF南野拓実(25)をはじめ、多くの強豪クラブから熱視線を送られるDF冨安健洋(22=ボローニャ)、かねてステップアップ願望を口にしているFW浅野拓磨(26=パルチザン)など森保ジャパンには去就が注目される選手もおり、当事者にとっては様々なアドバイスをもらえる貴重な機会になるからだ。

 一人でも多くの選手が飛躍を遂げれば、チーム全体の強化につながるだけに、熱い議論が交わされそうだ。