森保ジャパン ストライカー役は鎌田に期待!

2020年10月14日 11時00分

鎌田(左)は相手に囲まれながらも冷静にプレーした(©JFA)

【武田修宏の直言!!】 森保ジャパンは国際親善試合のコートジボワール戦(13日、オランダ・ユトレヒト)に1―0で勝利したね。今年初白星は良かったんだけど、それよりも0―0で引き分けたカメルーン戦(9日)を含めてアフリカ屈指の強豪国に無失点だったことを評価したいね。

 センターバックでコンビを組んだDF吉田麻也(32=サンプドリア)とDF冨安健洋(21=ボローニャ)は安定感が出てきたよ。2人ともレベルアップしているし、判断も的確。良かったんじゃないかな。守備的MFの遠藤航(27=シュツットガルト)も確実に成長しているし、みんな心身ともに強くなったよ。

 逆に気になったのは攻撃陣でしょう。はっきり言うと、このチームにストライカーがいない。もっとゴールを狙える選手がいないと厳しい戦いが続きそう。それでもトップ下で先発したMF鎌田大地(24=Eフランクフルト)に可能性を感じたね。DFとMFの間、ギャップに入ってボールを受けたり、そこからスペースに飛び出したり、良かったと思うよ。

 その鎌田のポテンシャルを引き出す“相棒”には、FW大迫勇也(30=ブレーメン)より、今回は負傷で不参加だったFW岡崎慎司(34=ウエスカ)が最適かもね。フィジカルも強いし、クロスボールへの反応やDFとの駆け引きもうまい。違うタイプだし、岡崎が前線で動き回って、つくり出したスペースに鎌田が入っていくという新たな攻撃パターンもできるんじゃないかな。

 最後に改めて付け加えたいのは、Jリーガーは、この試合のレベルを意識しないと、世界では通用しないってこと。国内でも世界基準を目指して、精進してほしい。