日本代表の森保一監督(52)が12日、オンラインで国際親善試合コートジボワール戦(13日、ユトレヒト)に向けた公式会見に臨み、先発メンバーの変更を明言した。

 指揮官は先発メンバーについて「メンバー編成だが、数人の選手は入れ替えて試合に臨みたい。今日の練習もあるので、最終的にはそこで見て決めたいが数人の選手は入れ替える」と断言。すでにFW大迫勇也(30=ブレーメン)がクラブ事情により離脱しているが、加えて数人の先発メンバーが変更となる見込み。9日のカメルーン戦で試合終了間際に強烈なFKを放つなど存在感を見せたMF久保建英(19=ビリャレアル)のスタメン抜擢にも期待が高まりそうだ。

 メンバーを変更したうえでも戦術は「3バック、4バックという形でトライしたい。試合の流れを見て判断したいが、選手たちにはシステムを含めて柔軟に戦うことを準備してもらいたい」。カメルーン戦では前半に従来通りの4バック、後半に森保監督の代名詞でもある3バックへと変更したが、コートジボワール戦でも併用する形となる。
 アフリカの強豪相手に、日本の至宝のスタメン出場はあるのか。注目が集まる。