日本代表FW鈴木武蔵(26=ベールスホット)が、不動の1トップに君臨するFW大迫勇也(30=ブレーメン)に〝挑戦状〟を叩きつけた。

 カメルーン戦(9日)の出番はなかったが、大迫はチーム事情で代表を離脱しており、13日のコートジボワール戦で1トップを任される可能性は高い。それだけに鈴木は11日のオンライン取材で「まだまだ代表として試合数も結果も残せていない。ここでしっかり結果を残して、大迫選手に危機感を与えられるようにしたい」と意気込んだ。

 そのためのキーワードは自分らしさだ。「大迫選手のポストプレーや味方を生かすプレーは素晴らしいけど、意識し過ぎると自分の良さは出せないので、思い切って自分の良さを前面に出したい。ゴールの前のところや背後に抜けるところだったり、ゴール前への動き出し、今まで常に意識しているところは、自信を持ってチャレンジしたい」

 かねて大迫依存が日本代表の課題だったが、鈴木は新たな代表1トップ像を構築できるか。