日本代表で新たに10番を背負うMF南野拓実(25=リバプール)が、MF久保建英(19=ビリャレアル)との黄金コンビ結成に意欲を見せた。

 1年ぶりの日本代表戦となった9日のカメルーン戦では、途中出場の久保と数分間ではあったが同じ2シャドーの位置でコンビを組んだ。

「時間が少なかったので」と手ごたえを得るまでには至らなかったが「タケはボールを受けて1人、2人はがせて前を向ける選手だし、あそこのシャドーに入ったときはチームにとってすごく攻撃を活性化させるいい選手だと思う」と久保の突破力とチーム全体に与える好影響を実感した様子。

「今後も(久保の)プレー時間が長くなっていけば絶対にチームにとってもっとプラスになるんじゃないか。一緒にプレーすることがあったらコミュニケーションを取って、お互いの良さを生かしていければいい」と次戦13日のコートジボワール戦に向け、スタメンでの〝初競演〟を見据えて練習から連係を深めていくつもりだ。

 イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールで奮闘する新10番と、所属元であるスペイン1部の名門レアル・マドリードに復帰して活躍を目指す日本の至宝による最強タッグに注目が集まる。