DF菅原由勢〝2つの夢〟実現 吉田麻也も驚き「もう来た。すぐ来ちゃったよ」

2020年10月10日 19時40分

オンライン取材に応じたDF菅原

 サッカー日本代表DF菅原由勢(20=AZアルクマール)が大先輩と共闘を果たした。

 9日のカメルーン戦で、後半41分から途中出場。念願のA代表デビューを飾った。10日のオンライン会見では「サッカーを始めたときからA代表のピッチに立つことを目標としてきた。短い時間だったけど、自分的にもうれしかった」と喜びに浸りながらも「ここから自分のサッカー選手としての大きなキャリアが始まると思っているし、ここからがスタートだと思っている」と気を引き締めた。

 また、もう一つの夢も実現させた。2年前、J1名古屋の下部組織に所属していた菅原らは、ロシアW杯に出場する日本代表DF吉田麻也(32=サンプドリア)へ寄せ書きを送ったのだが、名古屋から世界に羽ばたいた大先輩に対し、菅原は1人だけ「待っててください」と記していたのだ。

 そして、今回のオランダ遠征で初めて吉田と一緒にプレー。吉田からは「合宿に来たとき、他の選手にそのことを話していて『もう来た。すぐ来ちゃったよ』」と、驚きの言葉をもらったという。この出来事について、菅原は「僕は『2年間待たせてしまいました』と言ったが、そういうことを覚えてくれていてうれしい」と少年のような笑顔で振り返った。

 ただ、デビュー戦の評価は「これからの自分への期待を含めて30点くらい」と厳しめ。東京五輪での活躍が期待される若武者は、オランダの地でさらなるレベルアップを目指しているようだ。