武田修宏氏「意気込みは伝わってきたが世界基準に達していなかった森保ジャパン」

2020年10月10日 11時30分

武田氏がレベルアップを感じた南野

【武田修宏の直言!!】アフリカの強豪国を相手に少し物足りなかったんじゃないかな。日本代表にとっては約1年ぶりの国際試合で日の丸を背負うイレブンの意気込みは伝わってきたし、粘り強く戦っていたけど、激しさの部分では世界基準に達していない。世界で戦うためのレベルを再認識してほしいね。

 久しぶりの試合だったためか、連係不足でコンビネーションはほとんど見られなかった。カメルーンにパスを回されて攻め込まれる場面も多かったし、攻撃も単調。イレブンの共通意識もあまり感じられなかったね。森保ジャパンは2、3人が連動しながらゴールに迫る“波状攻撃”が最大の持ち味なんだけど…。後半から森保監督がJ1広島を指揮していた時代に採用していた3―4―3にシステムを変更し、攻撃は活性化したので今後のベースになるかも。いずれにしても次の試合に期待したいね。

 選手個々で見ると、レベルアップを感じたのは、右サイドで後半から出てきたMF伊東純也と10番のMF南野拓実だね。2人とも昨季に比べると、成長しているし、アグレッシブに戦えていたから、先が楽しみな存在でしょう。久保の評価についてはプレー時間が短かったのでもう少し見てからにしたい。

 最後に、先日、現役を引退した元日本代表のDF内田篤人氏(32)が世界と日本のレベル差について「違う競技かと思うくらい」と話していたけど、Jリーガーが日本代表の戦いを見て、どう感じたのか。そこは気になっているかな。(元日本代表FW)