日本サッカー協会は1日、日本代表のオランダ遠征(9日=カメルーン、13日=コートジボワール)に臨むメンバー25人を発表した。MF南野拓実(25=リバプール)やMF久保建英(19=ビリャレアル)ら欧州組のみの編成となる中、新型コロナウイルス対策を徹底していく。

 反町康治技術委員長(56)によると、日本から出発するスタッフは出国前に検査し、陰性の証明書を保持し、オランダ入り。入国後は同国のルールに従って検査などを行っていくという。チームが宿泊するホテルは敷地内にある別館を貸し切りにし「(外部との接触を)ブロックした形で整えていく。基本的なことを徹底していく」とした。

 日本代表は基本的にホテルと練習場、スタジアムの3か所のみで活動していくという。反町委員長は「対戦相手にもPCR検査を受けてもらい、陰性を確認してから試合を行う」とし、その他の対策についても「UEFA(欧州サッカー連盟)のプロトコルに従う。試合は無観客でやる。特別なことは現段階ではない」と説明した。