
鶴の一声で移籍決意か。スペイン3部デポルティボに所属する日本代表MF柴崎岳(28)が、同2部レガネスに移籍することが濃厚となった。
柴崎は、昨年7月にスペイン1部ヘタフェから2部デポルティボに4年契約で完全移籍。リーグ戦では26試合に出場したが、チームは3部への降格が決まっていた。
スペイン紙「アス」によると「柴崎は満足しており、契約の残っている3年間はデポルティボに残るつもりだった」。しかし、日本代表と東京五輪代表を兼務する森保一監督(52)との電話で「3部で戦っているなら代表に戻るのは難しい」と伝えられたことから、移籍にかじを切ったという。
昨季のレガネスは1部で18位に終わり、2部に降格している。同紙は、EU圏外選手枠が既に2つとも埋まっているものの、1人を移籍させてから、柴崎と契約を結ぶ見通しと報じている。
1年で1部復帰を目指すチームからのオファーは柴崎にとってもメリットが大きいだけに、新天地での活躍に期待が高まるばかりだ。
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