代表活動停止で不安な試合勘 森保監督が観戦で〝采配磨き〟の日々明かす

2020年07月28日 17時53分

日本代表・森保一監督

 日本代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督(51)が28日にウェブ上で取材に応じ、代表活動再開に向けて各クラブの監督を参考にして〝采配磨き〟していることを明かした。

 新型コロナウイルスの影響で代表活動が中断しているため、森保監督はA代表では昨年12月の東アジアE―1選手権で韓国戦に0―1での敗戦、東京五輪世代の代表では1月のU―23アジア選手権で未勝利で1次リーグ敗退を喫して以来、采配を振るっていない。

 監督としての〝試合勘〟に不安も出てくるが「現場で働くことが今の自分には合っていると思うし、現場での勘を鈍らせないようにしたいと思いながら日々過ごしている」と森保監督。試合勘を維持する対策として「見ている試合での各チームの監督の采配、メンバー選考を見て『たぶんこういうふうに思っているんだろうな』とか自分で推測しながら見ている。こうするんだろう、ああするんじゃないかと予想しながら試合勘が落ちないように見ている。いろんな監督のチームマネジメントを学ばせてもらいながら、我々の次の再開に向けて生かさせてもらおうと思っている」と試合会場での視察や映像などで数多くの試合をチェックする中で、各クラブの指揮官の采配を参考にしているという。

 特にポイントとして挙げるのが「交代枠5人ということで、いろんな采配の幅が広がっている」と新型コロナ禍の影響による過密日程の対策として導入された交代枠の拡大。「どこどこのポジションをセットで代えるとか今までできなかったようなことができるし、プラス不測の事態に備えてということはこれまでの交代枠3人では絶対できなかったことが行われている。そういったことを生かして(自身の采配でも)使っていきたい」。選手のプレーだけでなく、自身の指導力向上に向けても研究に余念がない。