東京五輪の延期決定で森保ジャパンはいったいどうなるのか。

 五輪のサッカー男子では23歳以下の年齢制限があるため来年への延期で出場資格に変更があるのかに注目が集まっているが、日本サッカー協会の須原清貴専務理事(53)は「現時点で不確定要素が多い。我々としてもまだ前に進むことができない。最終的にはFIFA(国際サッカー連盟)がIOCと協議して決めることなので、進捗状況を見守っていきたい」と五輪日程の確定までは静観の構えだ。

 五輪が来年にずれ込むことで、2022年カタールW杯アジア最終予選が佳境を迎えるA代表の指揮も執る森保一監督(51)の兼任体制にも影響が出そうだが「森保監督についてはいろいろな話題になっていることは承知している。五輪が具体的にどうなるか見極めた上で、丁寧な議論をやっていきたい」との見解を示した。