堂安、久保建ら五輪代表候補も焦りは禁物 再開に備えて心肺機能落とすな

2020年03月20日 16時40分

久保建英(ロイター)

【前園真聖・ゾノの焦点!】新型コロナウイルスの影響でスポーツ界は大打撃を受けています。ほとんどの試合や大会が延期や中止となり、サッカー界も欧州選手権と南米選手権の開催が1年間の延期となりましたが、やはり気になるのは東京五輪の開催可否でしょう。

 現時点では予定通りに実施する予定ですが、スポーツ界を取り巻く環境は全世界を見ても厳しい状況にあります。それだけに18人の登録メンバー入りを目指す東京五輪世代のMF堂安律(21=PSVアイントホーフェン)やMF久保建英(18=マジョルカ)ら候補選手たちの胸中は複雑ではないでしょうか。

 特にJリーグをはじめ各国リーグも中断し、五輪代表入りに向けたアピールの場がないことには不安を感じているでしょう。通常ならば目の前の試合に向けてチーム戦術や連係などの強化に取り組みながら、コンディション調整し、プレーで見せていきますが、目的となる「次」が未定のままだと、日々の練習にも集中できません。

 プロとしては常に心身のコンディションを整えたいところ。でも目標のない中でトレーニングを積んでも大きな効果は得られませんし、特に欧州では、ほとんどの選手が自宅待機を指示されているので調整も難しいでしょう。今、選手にできることは、再開に備えて心肺機能を落とさないこと。焦らずに準備を整えてほしいですね。

(元日本代表MF)