【なでしこ】岩渕真奈 理論的な面白さ気付いちゃいました

2020年03月05日 16時40分

覚醒が期待される岩渕真奈

 サッカー女子のなでしこジャパンは今季初戦となる国際親善大会シービリーブスカップ(フロリダ州オーランド)のスペイン戦(5日=日本時間6日)に臨む。今夏の東京五輪に向けて試金石となる中、新エースとして覚醒が期待されるFW岩渕真奈(26=INAC神戸)が本紙直撃に応じ、さらなる進化を目指す胸中を激白した。

 ――東京五輪イヤーの活動がスタートした

 岩渕 チームとしてやろうとしていることの共通意識を持てているので、そこは(ベスト16で敗退した昨年6月のフランス)W杯以降のプラスだと思う。

 ――2月の福島合宿ではフィジカルに勝る男子大学生と合同練習

 岩渕 個人的には男子と練習するのは好きだけど、技術で勝ってもパワーやスピードで負けてしまう場面があった。男女の差はあるけど、少しでも対抗できるようにしないといけない。今の自分たちは、数値でも少しずついろいろな成長が表れているので、もっともっとやらないといけないと感じている。

 ――チームは昨年12月の東アジアE―1選手権(韓国)でタイトルを奪取した

 岩渕 自信にしていい部分はある。ただアジアの戦いと世界との戦いは別物なので、そういう意味でも米国遠征(シービリーブスカップ)は自分たちにとって、とても大事な物差しになる。負けないで優勝するのが理想だけど、課題を一つひとつ修正して、良いものを東京五輪で出せるような大会にしたい。

 ――個人としても成長を目指す

 岩渕 五輪までは(代表メンバー入りの)競争なので、常に結果であったり、勝利への貢献だったり、とにかくピッチの中で全力でやらないといけないと感じている。

 ――高倉麻子監督(51)からの期待も大きい

 岩渕 期待されているのは攻撃の部分。(得点やアシストの)数字が一番目に見える結果なので、そこはずっと意識してやっている。

 ――日本代表MF乾貴士(31=エイバル)や同MF原口元気(28=ハノーバー)らを指導したドリブルデザイナーの岡部将和氏(36)からアドバイスを受けた

 岩渕 以前から興味はあったし、きっかけをいただいたのでやらせてもらった。これまで、この角度に人が立ったらみたいな、理論的にドリブルをやったことがなくて、自分自身が考えたことがない部分に気付く面白さはあった。だけど、まだまだなところもあるので、そこの部分は成長できるように頑張りたい。

 ――チーム内では中堅となり、リーダーシップを取る立場だ

 岩渕 自分に特別リーダーシップがあるわけではないけど、競争があって同じ方向を向いてチームをつくるのは難しさもある中、とにかく楽しく厳しくやって、良いチームにしていきたい。