【W杯アジア2次予選】田嶋会長 モンゴル戦延期をFIFAに提案へ

2020年02月27日 20時05分

 開催が難しくなった森保ジャパンのW杯アジア2次予選モンゴル戦(3月31日、ウランバートル)に日程延期案が浮上した。

 モンゴル政府による入国禁止措置の対象に日本が入ったことで、予定されていたモンゴル戦の開催が不透明になった森保ジャパン。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が都内で取材に応じ「(モンゴルへの)渡航の状況が変わった。飛行機に乗れなくなったのもあるし、こういうことが起こっているということをAFC(アジアサッカー連盟)に言った」とアジア予選を管轄するAFCに現状報告を行ったと明かした。

 そのうえで「実際にこういう時にやっていいのか。人の動きをどんどんすることが(いいのか)。そこにメスが入る」と新型コロナウイルスの感染が拡大する現状で、大勢の人の国家間の移動を伴う試合開催に否定的な見解を示し、さらに「現状をみたら、どこの国だって(感染対策を)苦労してやっているし、選手たちがかかったら大変なことになる。我々はAFC、FIFA(国際サッカー連盟)にしっかりものを言っていかないといけない」と訴えた。

 そこで視野に入ってくるのが、感染終息の見通しが立たない3月の試合開催を見送って日程を延期する案だ。

 現状では9月に最終予選が始まるため、それまでの国際Aマッチデー期間に空きはないが「今回(のW杯)は2022年11~12月なので動かそうと思えば(できる)。そこを議論し、我々から提案したい。こういうカレンダーができると」と説明。カタールW杯は冬期開催のため開幕が通例より半年近く遅い。その期間を使ってアジア最終予選を後ろ倒しにすれば、延期した日程を組み込める。同じく感染拡大の影響を受ける他国と連携を取りながら、新たな日程案をFIFAに提案していく構えだ。

 新型コロナウイルスにより大混乱に陥っているサッカー界。森保ジャパンにとってW杯予選は重要な公式戦であるが、どんな決着をみるのか。