なでしこ・田中美南 東京五輪への決意を語る

2020年02月27日 11時00分

田中は五輪メンバー入りへアピールを続ける(ロイター=USA TODAY Sports)

 なでしこジャパンのFW田中美南(25=INAC神戸)が本紙直撃に応じ、東京五輪への決意を語った。昨季まで在籍した日テレで2年連続のMVPと4年連続得点王に輝いたストライカーが心機一転、新天地を選んだのも五輪出場を実現させるためだ。昨年のフランス女子W杯メンバー入りは逃したものの、恵まれた環境でさらなる進化を果たし、逆転で大舞台のピッチをつかみ取る。

 ――五輪イヤーを前にINAC神戸へ移籍

 田中 五輪で活躍するために何が必要かと考えたとき、環境を変えた方がいいという決断だった。(INAC神戸から)オファーもいただいていたので移籍に至った。

 ――新たな環境でサッカーに取り組む

 田中 環境はものすごく変わった。(プロ契約のため)仕事をしないのでサッカーに集中できている。チームのサポートも充実していて(提携する)スーパー温泉が利用できたり、スポンサーじゃないけど、INAC神戸の選手が行くと安くなる店があったりとか、近くの食堂も親切にしてくれる。地域ぐるみで応援してくれるのもありがたいと思っている。

 ――経験豊富なFW岩渕真奈(26)と同僚となった

 田中 とても意識が高い選手。いい刺激をもらっているし、普段から一緒にやれることは東京五輪に向けて自分の成長のためにもプラスになる。

 ――昨年のフランス女子W杯はメンバー落ち

 田中 悔しさもあったけど、そのときカップ戦(リーグカップ)もあったので、そこで結果を出そうという考えに切り替えてやれた。

 ――厳しいポジション争いが待ち受ける

 田中 どんな練習でもアピールが大事になってくる。自分のストロングな部分をどんどん出していきたい。今シーズンは五輪を意識し、オフシーズンからトレーニングを続けていたし、最初の合宿もコンディションよく取り組めたと思う。

 ――サバイバルを勝ち抜くために

 田中 フィジカルを含めた個の能力を伸ばせるだけ伸ばしたい。どんな選手と組んでも結果を出していきたいし、ゴールだけでなく、たくさんチャンスメークもしていきたい。

 ――3月の米国遠征も貴重なアピールの場だ

 田中 チームとしては自分たちがどういうレベルなのか知るいい機会になる。個人的にはとにかく結果でアピールしていきたい。