【森保ジャパン】18日韓国戦 近年の国際大会での連敗を止められるか

2019年12月17日 16時30分

【韓国・釜山発】森保ジャパンは“連敗中”の宿敵に勝てるのか――。男子日本代表は3大会ぶりの優勝をかけて東アジアE―1選手権の韓国戦(18日)に臨む。近年は「永遠のライバル」韓国に屈辱の敗北が続いており、国の威信にかけて、これ以上の黒星は避けなければならない。日本イレブンも並々ならぬ意欲を示しているが、最悪の結末を迎えたら“レジェンド”たちの逆鱗に触れかねない。

 森保ジャパンはいよいよ日韓戦に臨む。今季JリーグMVPのMF仲川輝人(27=横浜M)が「激しい戦いになる。最後の笛が鳴るまで何が起きるか分からない。一瞬たりとも気が抜けない」と語れば、FW小川航基(22=水戸)も「テレビで見ていて迫力があったし(選手が)目の色を変えるイメージ。プライドを見せたい」と気合満点だ。

 永遠のライバルとの決戦はいつも特別なものだが、日本にとって、これまで以上に力が入るのにはワケがある。東京五輪世代のU―21代表が臨んだ昨夏のジャカルタ・アジア大会決勝で韓国に延長戦の末に1―2で敗戦。その試合に出場していたGK小島亨介(22=大分)は「直近ではいろんなカテゴリーで負けている。リベンジという意味でも必ず勝ちたい。その気持ちは共有されている」と力を込めた。

 前回A代表が韓国と対戦した2017年の東アジアE―1選手権ではホームで1―4とショッキングな大敗。18年はアジア大会決勝で負け、今年はU―20W杯(ポーランド)の決勝トーナメント1回戦で0―1と敗れるなど、国際大会で屈辱が続いている。“連敗”をストップするためにも「絶対に負けられない戦い」になる。

 サッカーという競技の枠を超えて意地と意地がぶつかり合う日韓戦とあって敗れたイレブンには、ファンやサポーターから容赦ない批判も浴びせられる。小島も「いろんな声(批判)があったけど…。ただあそこで勝ちきれない勝負弱さは感じた」と振り返るように“外野”からのプレッシャーはハンパではない。

 日本代表OBも「負けたらセルジオ(越後)さん(74)に怒られるんじゃない?」。またも敗れるようなことがあれば、評論家らから猛バッシングが浴びせられるのは確実だ。

 さらにサッカー界の重鎮、ラモス瑠偉氏(62=現ビーチサッカー日本代表監督)をはじめとした元日本代表のレジェンドたちからも“喝”が入ることは避けられないだろう。

 また、来夏の東京五輪、22年カタールW杯に臨む森保一監督(51)にとっても、今回の結果が今後の戦いに影響を与えかねない。それだけに日本サッカー界の将来を占う大一番になりそうだ。

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