【森保ジャパン】武蔵に「年長者」の自覚

2019年12月09日 16時30分

【韓国・釜山発】森保ジャパンの未完の大器がいよいよ覚醒の時を迎えるか。10日に開幕する東アジアE―1選手権に臨む日本代表が韓国入りして練習を開始。森保一監督(51)は練習冒頭で約10分間のミーティングを行ったが、練習中に再び一部の選手を“招集”。東京五輪世代より年長になるMF鈴木武蔵(25=札幌)やMF橋本拳人(26=FC東京)らA代表の常連組に向けて改めてゲキを飛ばすシーンがあった。

 鈴木は「五輪世代の選手たちがいるけど、これからA代表に食い込める力がある選手。だからプレーで引っ張ってほしいし、あとは仲良くやるのも大事だけど指摘もしっかりしてほしいと言われた」。若手の台頭とともに、中堅になりつつある選手たちにも代表の主力として強い自覚を持ってほしい――。そんな指揮官の言葉を聞き、意識も変わってきた。「今まで自分がそういう(若手の)立場だった。年齢が上になるにつれてそういう役目も絶対必要になる。自分がFWとして伝えられることを伝えたい」と今回の大会では先頭に立ってチームをけん引していく構えだ。

 1トップも含め最前線で仕事をする鈴木だが、今大会はMF登録。森保監督からは万能型のストライカーとして様々なポジションで期待をかけられている。「今回、若い選手と一緒にやる。その中で3試合をしっかり勝ちたい」。貪欲さを増した大器が、アジアの強豪を相手に大暴れを見せてくれそうだ。