10日開幕・東アジアE-1選手権 “異質”森保ジャパンにフジが悲鳴「このメンバーでどう盛り上げろと…」

2019年12月05日 16時30分

会見した関塚委員長(左)と森保監督

 森保ジャパンでまたもや“惨劇”が繰り返されるのか。東アジアE―1選手権(10日開幕、韓国)に臨む森保ジャパンのメンバー22人が発表となり、大量10人もの選手が初選出された。来夏の東京五輪に備えてU―22世代の強化に重点を置いた結果、スター選手不在という異例のチーム編成に大会を中継するフジテレビも悲鳴を上げるなど、各方面に大きな影響を与えそうだ。

 発表された日本代表メンバーを見て多くのファンがネット検索したのではないだろうか。森保ジャパンが臨む東アジアE―1選手権は国際Aマッチデーではないため、欧州組が不参加。国内組での編成となったが、明らかに“異質”なメンバー構成となった。

 昨夏のロシアW杯出場など実績がある好調のMF宇佐美貴史(27=G大阪)やDF槙野智章(32=浦和)が選外となり、代わりに大量10人が初選出。J1得点ランキング首位のMF仲川輝人(27=横浜M)こそ順当と言えるが、FW田川亨介(20=FC東京)やMF相馬勇紀(22=鹿島)は所属クラブでも定位置を確保できていない。

 来夏に向けた東京五輪世代の強化を優先したメンバー編成という森保一監督(51)は「ここで経験値を上げてもらうことが、後の大きな成果につながる」ともくろむが、A代表の華やかさに欠けるのは明らか。大会はフジテレビ系で中継されるが、モロに影響を受けそうだ。「ただでさえ国内の選手だけなのに、正直このメンバーでどう盛り上げろというのか…」とフジテレビ関係者はタメ息をつく。

 森保ジャパン発足後は視聴率が伸び悩んでいる中、11月にフジテレビ系が中継した国際親善試合ベネズエラ戦はMF南野拓実(24=ザルツブルク)やMF久保建英(18=マジョルカ)ら欧州でプレーする主力組が不参加だった影響もあり、1―4と惨敗。視聴率はついに2桁を割り込む8・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と衝撃的な数字にまで落ち込んだ。

 昨年夏のロシアW杯後、エース本田圭佑(33=フィテッセ)や主将のMF長谷部誠(35=Eフランクフルト)が代表を引退し、人気低迷が叫ばれる状況でのメンバー選考に「(視聴率も)2桁いったら御の字だね。5~6%とかいうことにならなければいいけど…」と前出の関係者は、先行きを危惧していた。

 日本代表の人気が定着した1993年のJリーグ創設以降はお目にかかったことがないような低視聴率を“叩き出す”ことになるのか。巨額な資金を提供している多数のスポンサーを抱える日本代表だけに、今大会の“結果”次第では大きな波紋が広がりかねない。

【関連記事】