次戦でテスト? 復活組が森保ジャパン救う 

2019年11月21日 16時30分

19日ベネズエラ戦で大敗を喫した日本代表。チーム再建へ森保監督は元代表組に熱視線

“復活組”が森保ジャパンを救う。南米の強豪ベネズエラに歴史的大敗を喫した日本代表は戦力底上げの必要性が浮き彫りになる中、国内組で臨む方針の東アジアE―1選手権(12月、韓国・釜山)でさらなる新戦力の発掘を急ぐ。そんな中、若手イレブンに加えて実績のあるFW宇佐美貴史(27=G大阪)ら代表経験者に復権のチャンスが与えられるという。

 ホームで4失点と惨敗したベネズエラ戦ではチームや指揮官、選手らに様々な問題が噴出。これまで森保一監督(51)が重用してきた若手イレブンが機能せず、急激な世代交代を推し進めてきた弊害が露呈した。

 そこで次戦の東アジアE―1選手権では新たな方針が打ち出される。国際Aマッチ期間ではないため日本代表に拘束力がなく、シーズン中の欧州組の招集は不可。国内メンバーのみで臨むため新たな戦力発掘の場となるが、若手偏重のメンバー編成からは脱却することになりそうなのだ。

 日本代表選手が所属するマネジメント事務所関係者は代表スタッフから聞いた話とし「以前に日本代表で実績がありながら、なかなかチャンスがなかった選手たちがテストされるようだ。宇佐美のように経験も能力もあって状態が良くなっている選手が(招集の)対象になる」と解説する。

 宇佐美は2018年ロシアW杯メンバーにも選出された実力派だが、その後はドイツで結果を出せずに6月に古巣のJ1G大阪に復帰した。その後は徐々に本来の調子を取り戻し、直近で出場した5試合で5得点と絶好調。3月以来代表から遠ざかるが、チーム再建の救世主として東アジアの舞台でテストされることになりそうだ。

 他にも実績や海外でのプレーなど“経験”を重視した面々が浮上。開催時期が重なるクラブW杯に出場しない場合の条件付きながらDF槙野智章(32)やMF長澤和輝(27)、MF関根貴大(24)ら浦和勢をはじめ、実績十分のFW金崎夢生(30=鳥栖)、右太もも裏の負傷から復帰間近のMF清武弘嗣(30=C大阪)ら、かつての代表主力メンバーに復権の好機となるわけだ。

 若手選手と違って復活組は即結果が求められるが、期待に応えられれば醜態をさらしたイレブンに代わって再び日本代表に定着することも可能。カタールW杯アジア予選を戦う中、森保ジャパンのチーム再編が加速しそうだ。