日本サッカー協会は30日、東京五輪に出場するU—22日本代表の北中米遠征(U—22メキシコ戦=9月6日、U—22米国戦=同9日)に臨むメンバー22人を発表した。

 A代表と活動期間が重なるため、兼任の森保監督に代わって横内昭展コーチ(51)が監督代行として指揮。GKコーチは下田崇氏(43)の代わりに、元日本代表GKでユース年代を指導する川口能活氏(44)が務めることになった。

 1996年アトランタ五輪で優勝候補のブラジルを相手に神セーブを連発して勝利に導いた“マイアミの奇跡”の立役者。五輪の大舞台で大活躍したレジェンドが五輪代表チームを初めて指導することになり、森保監督は「彼が持っている国内外での経験、日本代表での経験を選手に伝えてもらえばなと思っている」と大きな期待を寄せた。

 目標に掲げる金メダル獲得に向けて、東京五輪世代メンバーにとっては貴重な経験となりそうだ。