【サッカー情報局】サッカー担当記者 日本代表MF久保建英(18)が南米選手権(ブラジル)から帰国し、成田空港のロビーに現れたときに「スタジアムの神と悪魔」(みすず書房)という本を手にしていましたよね。

 デスク ウルグアイ人の著者によるサッカーにまつわるエッセー集だったな。久保効果で大反響だったとか?

 記者 出版社によると、今のところ反響は大きくないようですが“お宝本”だったことがわかりました。1998年4月の出版で、もう在庫がないとのこと。インターネット販売大手「アマゾン」などでも購入できません。しかも増刷の予定はないそうです。

 デスク 久保がキッカケで興味を持つ人もいそうだけど、古本屋を探して回るとかしないと入手できないってことか…。そんなレア本を18歳の選手が持っているなんて意外な一面もあるんだな。

 記者 実際、久保の趣味は読書です。今季はじめにJ1FC東京が作成した各選手のオススメ本の中で久保は映画化もされた青春小説「君の膵臓をたべたい」(双葉社)を挙げていました。こちらは読みやすい小説ですし、どうやら読書は幅広いジャンルをカバーしているようですね。

 デスク もしかしたらピッチ上で見せる創造力あふれるプレーにも読書が役立っているかもしれないな。