【なでしこ】高倉監督が危機感 「欧州に置いていかれる」

2019年06月28日 16時30分

会見を行う高倉監督

 フランス女子W杯で16強敗退のなでしこジャパンが27日、成田空港に帰国した。

 1次リーグで黒星を喫したイングランドや決勝トーナメント1回戦で敗れたオランダなど欧州勢が力をつけているなか、2大会ぶりの優勝とは程遠い成績。高倉麻子監督(51)は「欧州はものすごい勢いでリーグが活性化している。欧州の選手たちの顔色が変わってきている。このままではどんどん置いていかれる」と危機感を口にした。

 それでも、来年の東京五輪ではメダル獲得という結果が求められる。指揮官は「来年には大きな大会がある。この負けがただの負けにならないようにしたい。大きく成長して、どこにもまねできないサッカーを日本で披露する。日本は独特に戦えると信念を持っているし、選手も(W杯で)垣間見せてくれた」と独自性の追求で強敵に対抗していく考えだ。

 イレブンもさらなるレベルアップの必要性を痛感。ドイツでプレー経験のあるFW岩渕真奈(26=INAC神戸)は「もう一度行けるんだったら(海外移籍を)という気持ちはある。若い選手も、どんどん海外に出たほうがいいと思っている」と力説した。