【南米選手権】柴崎が待望の長谷部の後継者へ “ヤングジャパン”けん引したチームの心臓

2019年06月27日 16時30分

柴崎(右)が森保ジャパンの「心臓」になった

【前園真聖・ゾノの焦点!】森保ジャパンが五輪世代を中心に臨んだ南米選手権。初戦チリ戦は経験のなさを露呈したものの、第2戦ウルグアイ戦では先発変更で全体的な質が高くなり、球際でも粘れるようになりました。第3戦エクアドル戦(24日)は決定力という課題はありましたが、若手は自信を持って戦って日々、成長したと言えるでしょう。

 そんな中、注目したいのはMF柴崎です。スペイン1部ヘタフェでは出番に恵まれずにベンチ入りすらままならない状況ですが、今大会では昨夏のロシアW杯で見せたような正確無比なパスを駆使し、的確なゲームメークと冷静なポジショニングで“ヤングジャパン”をけん引し、チームの「心臓」になりました。

 守備的MFでは、主将を務めた長谷部誠(35=Eフランクフルト)がロシアW杯後に代表引退を表明し、戦力ダウンも指摘されましたが、今大会では柴崎が落ち着きのあるパフォーマンスで安定感をもたらし、攻撃のスイッチを入れる役割を担いました。キャプテンマークを巻いたことを含めて存在感を示し、待望の後継者となりつつあるのではないでしょうか。今大会は五輪組だけではなく、A代表イレブンにとっても大きな成長のきっかけになったのかもしれません。

(元日本代表MF)