【フランス女子W杯】なでしこ8強ならず 初の屈辱に岩渕「こういう終わり方で悔しい」

2019年06月26日 11時30分

ドリブル突破を狙った岩渕は2人がかりで止められた(ロイター)

【フランス・レンヌ25日(日本時間26日)発】フランス女子W杯決勝トーナメント1回戦でオランダに1―2と惜敗したなでしこジャパンのFW岩渕真奈(26=INAC神戸)にとっては、W杯で初めて味わう屈辱の敗退となった。

 3大会連続の出場で、過去2回は優勝と準優勝。2012年ロンドン五輪も含め、決勝の景色を見続けてきただけに、目を真っ赤にしながら「悔しいです」と言葉を絞り出した。

 前半の同点ゴールのシーンではFW菅沢優衣香(28=浦和)との連係からMF長谷川唯(22=日テレ)へ絶妙なアシスト。後半は前線からの守備でオランダを追い込み、足がつるほど走り回ったが8強の扉は開けなかった。「得点シーンは良かったけど、結果が結果なので…。難しい大会になったけど、こういう終わり方で悔しい」と無念さをにじませた。

 ベテランの域に入った今大会はチームを引っ張る立場になったことを自覚し、若手にどんどん注文をつけた。1次リーグ2戦目のスコットランド戦では先制点を挙げ、プレー面でも存在感を発揮。だが、過去2大会でチームの中心だった澤穂希さんや宮間あやさんが築いてきた「勝利のメンタリティー」をチームに植え付けることはできず「もっとやれたことがあった」と話すと、涙が止まらなかった。

「(今大会の)次はないけど、この経験を生かしたい」と前を向いた“リトル・マナ”。悔しさは来年の東京五輪で晴らす。