【南米選手権】森保監督 久保建ら五輪組で勝つ!

2019年06月24日 16時30分

最終調整する日本代表(ロイター)

【ブラジル・ベロオリゾンテ23日(日本時間24日)発】森保ジャパンが“ヤングパワー”を見せつける。日本代表は南米選手権1次リーグC組最終戦(24日=同25日)でエクアドルと対戦する。勝利すれば、決勝トーナメント進出が決まる一戦に向け、森保一監督(50)は必勝を宣言。新エース候補のMF久保建英(18=レアル・マドリード)ら東京五輪世代を中心に、南米大陸初勝利と大会8強入りを目指す。

 日本が1次リーグを突破するには、B組3位で勝ち点2のパラグアイを上回らなければならないが、得失点差からエクアドル戦の勝利が絶対条件となる。同時刻に行われるチリ―ウルグアイ戦の結果次第では、日本がC組2位になる可能性も残されているものの、現時点では3位突破し、準々決勝でブラジルと対戦することを目指す。

 この日、会見した森保監督は決勝トーナメント進出に向けて「大量点のシミュレーションは現時点では必要ない。勝利を目指して戦っていく」とし、エクアドル戦については「守備が激しくアグレッシブ。そのプレッシャーをどう回避するのか。攻撃は縦に速い。個々の能力も高いので、誰が出てきても最大限警戒して戦う」と話した。

 その決戦でキーマンと期待するのは“日本サッカー界の至宝”だ。指揮官は久保のスタメン起用について「勝つ確率の高い選手を選ぶ。練習を見て決めたい」と明言こそ避けたものの「チリ戦(17日=同18日)のパフォーマンスを見てもらえたならわかる。十分にスタメンでできる」と話し、期待を寄せた。

 久保はチリ戦で左サイドを突破する際、敵MFを股抜き。華麗なテクニックでスタジアムを沸かせ、後半にはゴール前でパスを受けると、軽快なステップでDF2人を抜き去りシュートを放つなど実力を披露した。また試合序盤には、角度のない位置で得たFKでキッカーを務めており、得意の左足でゴールを演出してくれるはずだ。

 第2戦ウルグアイ戦(20日=同21日)でベンチスタートと体力面は万全の状態。久保は「準備はできている。(ゴールは)入るときは入る。そこは焦らずにいければいい」とし、同じ五輪世代で今大会2得点のMF三好康児(22=横浜M)、守備陣の新DFリーダー冨安健洋(20=シントトロイデン)らとともにチームをけん引する覚悟だ。

 若手メンバー中心の日本には「大会軽視」など、その姿勢を疑問視する声もある中、台頭する久保ら新世代のイレブンが批判を払拭し、南米の地での初白星と準々決勝進出を実現させる。