【女子W杯】なでしこ26日決勝T1回戦オランダ戦 要注意の美女アタッカー2人が穴

2019年06月22日 16時30分

シュートを放つミーデマ(上)(ロイター)

【フランス・カンヌ21日発】フランス女子W杯1次リーグD組を2位で突破し、決勝トーナメント1回戦(25日午後9時=日本時間26日午前4時)に進出したなでしこジャパンにとって、対戦相手のオランダはどんなチームなのか。カギを握るのは2人の「美人アタッカー」だ。

 日本とオランダは4年前のカナダ大会でも決勝T1回戦で対戦し、その時は日本が2―1で勝った。ただ、日本が翌年のリオデジャネイロ五輪予選で敗退して低迷期に突入したのに対し、オランダは自国開催の2017年欧州女子選手権で初優勝。18年2月のアルガルベカップでは日本は2―6で惨敗した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングこそ日本はオランダの8位を上回る7位だが、両チームの立場は4年前と完全に逆転している。

 オランダの中心はFWビビアネ・ミーデマ(22=アーセナル)。4年前も18歳ながらなでしこを苦しめた才色兼備のストライカーだが、身長も175センチに伸びてパワーも増した。今大会は2戦目のカメルーン戦で2得点の活躍。ただ、中盤で激しいマークを受けた際の打開力に乏しく、フリーにさせなければ対応は可能だ。

 さらに要注意がFWリーケ・マルテンス(26=バルセロナ)。欧州女子選手権優勝に貢献し、同年のFIFA最優秀女子選手賞を獲得したスピード豊かな美女アタッカーだ。欧州メディアは「この2人に自由にプレーさせたら、日本は沈黙するだろう」と見ている。

 だがマルテンスはもともと守備力に難があり、3戦目のカナダ戦では俊敏性の高い選手に何度も突破を許している。なでしこのFW岩渕真奈(26=INAC神戸)、FW小林里歌子(21=日テレ)のスピードでほんろうできれば、ミーデマとのラインも分断できる。

 オランダは全体的にチームのエンジンの掛かりは遅く、6得点した1次リーグの最速ゴールは前半41分。後半に5得点と偏っており、なでしこが前半からスピードを生かした攻撃を仕掛ければチャンスは広がる。ミーデマを封じ、マルテンスをかく乱できれば勝機は十分ありそうだ。