【南米選手権】21日ウルグアイ戦 久保建のゴールが代表救う

2019年06月20日 16時30分

 ブラジルで開催中の南米選手権を戦う日本代表は1次リーグC組第2戦のウルグアイ戦(20日=日本時間21日)に臨む。初戦となったチリ戦(17日=同18日)は4失点で完敗。好パフォーマンスを披露したMF久保建英(18=レアル・マドリード)がA代表初ゴールを決めれば、自身の世界的評価を高めると同時に低空飛行するチーム再建のきっかけをつくれるかも注目される。

 海外でのA代表デビュー戦となったチリ戦については海外メディアも絶賛。スペイン紙「マルカ」は「スタジアム全体を沸かせた」、同「アス」は「レアル・マドリードファンの期待を高めた」と報じ、世界的な評価も急上昇した。

 とはいえ、試合は完敗しており、必要なのは勝利につながるゴールだ。今大会で得点すると、FW金田喜稔の19歳119日を更新し、日本代表での最年少記録。カズこと元日本代表FW三浦知良(52=J2横浜FC)の代理人も務めた田路雅朗氏(63)はかねて「世界で評価されるのは何ゴールを取れる選手かってこと。どこだって獲得したいのは、たくさんゴールの取れる選手だし、そういう選手がいれば勝ちにもつながる。それに評価や値段(移籍金や年俸)が高いのもゴールが取れるから」と断言するように、サッカー界では得点数が絶対的評価だ。

 久保自身もチリ戦後に「ボールを回しているだけではまったくダメだし、積極的にシュートで終われるように心がけたい」と話し、ウルグアイ戦での代表初ゴールを誓っている。FW岡崎慎司(33=レスター)は「若い選手を助けられなかった責任がある」と話しており、逸材をサポートしていく構えだ。

 A代表デビュー間もない久保が難敵相手に得点を決めれば、チームに活気をもたらすのは間違いない。チーム最年少の久保の存在に大きな刺激を受ける東京五輪世代の選手は多く、周囲への影響も大きい。来年に迫った東京五輪や2022年カタールW杯で「日本のエース」に就任するためにも、まずは南米選手権で代表初ゴールを決めたいところだ。