久保建 森保Jエルサルバドル戦2-0勝利&大活躍 長友仰天「ドラえもん」

2019年06月10日 16時30分

久保が華麗なシュートを放つ

 次世代のスターはこの男だ! 国際親善試合エルサルバドル戦(9日、宮城)に2―0で勝利した森保ジャパンで注目の18歳、MF久保建英(FC東京)が待望のA代表デビューを果たした。強烈なシュートを放ち、ゴールへ肉薄するプレーを披露。得点こそ奪えなかったが、実力を発揮してチームメートからも大絶賛された。来年の東京五輪はもちろん、2022年カタールW杯でも日本のエースとして突き進みそうだ。

 後半22分、17歳322日でデビューした市川大祐の最年少記録に次ぐ18歳5日の久保がついにピッチに立った。28分に右サイドからビッグチャンスをつくると、その後もドリブル突破やスルーパスで好機を演出。相手の激しいチャージにもうまく対応し、ボールを奪取するなど、攻守両面で存在感を示した。

 18歳ながらA代表に値する選手であることを証明したアタッカーには賛辞の嵐だ。大抜てきした森保一監督(50)は「A代表デビューをきっかけに、これからも成長してもらいたい。どのように成長していくか楽しみ」と話し、14日(日本時間15日)開幕の南米選手権での活躍を期待した。

 ベンチから戦況を見守ったDF長友佑都(32=ガラタサライ)は「ドラえもんみたいかな。(プレーの)引き出しが多過ぎて何を出すか分からない。彼と練習をやったり、練習や今日の試合も見ているけど、本当に読めない。久しぶりに化け物が出てきた」と表現。さらに発言にも注目し「人生2回くらいやっているんじゃないかな。新聞で彼のコメントを読んだけど、18歳でああいうコメントはなかなかできない」と落ち着きぶりも長所に挙げた。

 この日、華麗なワンツーでスタジアムを沸かせたMF中島翔哉(24=アルドハイル)は「実力がある選手なので出せば返ってくる。それぞれの良さがあるので認識するようにしている」と早くも信頼を口にする。久保と同じく代表初選出のGK大迫敬介(19=広島)は「途中からだけど出場してスタンドもすごく沸いて、やっぱり期待されているんだなと感じた」とスターの雰囲気を感じ取ったという。

 実力でチーム内の信頼を勝ち取っただけに、この先は大きな役割を担っていく。来年の東京五輪で52年ぶりとなるメダル獲得、そして2022年カタールW杯では日本のエースへと成長しているはずだ。長友は「順調に育ってほしいと心から思っている」と強調したが、その言葉は日本サッカー界の総意に違いない。

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