最適だった森保ジャパン3バック導入時期

2019年06月08日 16時30分

【前園真聖 ゾノの焦点】日本代表の森保一監督が5日のトリニダード・トバゴ戦で3バック布陣を導入しました。今秋から2022年カタールW杯アジア予選が始まります。新システムを試すのは今回のタイミングしかないんじゃないかと考えていたので、まずはテストできたのは良かったと言えるでしょう。

 準優勝したアジアカップでもフォーメーションを変えれば対応できると思えた試合もありましたし、これから国際舞台で勝ち進んでいくためにも複数のシステムを使えるようにすることは不可欠です。トリニダード・トバゴ戦で完成度はいまひとつでしたけど、成熟させていけば、チームとして戦い方の幅が広がるでしょう。

 ただ、少し気になったのは攻撃陣の関係性です。1トップの後方に位置する2シャドーのMF中島翔哉とMF堂安律がゲームメークをするとき、いい形をつくってもフィニッシュ役には1トップのFW大迫勇也しかいないというシーンがありました。左右のウイングバックが高いポジションを取り、中盤も全体的に押し上げないとゴールをこじ開けるのは難しいかもしれません。

 これもテストを繰り返していけば解消できる問題ですから、新システム導入にもネガティブにならず、チャレンジしていけばチームもレベルアップしていくはずです。 (元日本代表MF)