武田修宏氏「3バック不全のワケ 戦術浸透へJ1大分・片野坂監督を参謀役に」

2019年06月06日 16時30分

試合後、サポーターの声援に応える日本イレブン

【武田修宏の直言!!】日本代表はホームでスコアレスドローと残念な結果だったね。久しぶりの代表戦でスカッとする試合を見せてほしかったけど、ファンの方も消化不良じゃないかな。格下相手に勝たなきゃいけない試合だったよ。

 今回、森保監督はJ1広島監督時代に採用した3バック布陣で臨んだね。1トップ、2シャドーをメインとする攻撃的なフォーメーションなんだけど、2シャドーの位置に、MF中島翔哉(24=アルドハイル)、MF堂安律(20=フローニンゲン)とドリブラーを並べたことでリズムが出なかったのかも。

 本来なら両サイドを含め、ダイレクトパスをつないで連係、連動で崩していく戦い方でしょ。でも2人ともボールを保持して仕掛けるタイプだから、テンポが遅れて潰されてしまう。もっとシンプルにボールを回せば違う結果になったし、森保戦術を完全にチームに落とし込めていないってことじゃないかな。

 この秋からはカタールW杯アジア予選が始まるけど、森保サッカーを熟知している参謀役が欲しいところ。広島でコーチをしていた片野坂知宏は適任じゃない? J1大分で監督をしているけど、指揮官の右腕として代表に加わってくれたら、戦術も早く浸透するはずだよ。