サッカー日本代表の合宿が2日、愛知・豊田市内でスタート。MF中島翔哉(24=アルドハイル)が、初選出のMF久保建英(17=FC東京)と新ホットライン結成を誓った。

 久保を含めて前日(1日)に試合があった国内組はランニングなど軽いメニューで調整し、シーズン終了から間隔が開いている欧州組はミニゲームなどで精力的に汗を流した。

 チームの大黒柱として攻撃をけん引する中島は「新しい選手が入ってきて、楽しくみんなで協力していいプレーで勝てたら」と話し、中でも期待を寄せるのがFC東京で同僚だった久保とのコンビだ。

「FC東京にいたときから、すごくうまくて賢い選手だったので、一緒にプレーできるのはうれしいし楽しみ」と互いに成長して新たな化学反応を起こすつもりだ。

 ドリブルが得意な2人が同時にプレーすれば、森保ジャパンの大きな武器になる。「今までなかったような感じのサッカーになると思うし、見てくれる人が楽しめるようなサッカーができればいい結果が生まれる」と中島。2人の天才による強力タッグは大きな破壊力を生み出しそうだ。