南米選手権の若手主体編成は森保監督の“真骨頂”

2019年05月28日 16時30分

若手を抜てきした森保監督の真意とは?

【武田修宏の直言!!】6月の南米選手権(ブラジル)に臨む日本代表は選手招集に制限があり、ベストメンバーの招集はかなわなかったね。残念ながら東京五輪世代を中心にした若手主体のチーム編成となって周辺からも疑問視する声が出ているけど、森保一監督は“真骨頂”を発揮できるんじゃないかな。

 というのもJ1広島の指揮官時代、主力選手を毎年のように他クラブに引き抜かれてチーム編成に苦慮していたでしょ。穴埋めで補強しようにもクラブにお金がない。そこでどうしたのかといえば、若手を抜てきし、徹底強化することでチーム力を維持していた。

 今回もベストメンバーが集められない時点で若手の強化を優先したのかもしれないね。伸びしろのある世代だから、刺激を与えることで飛躍的に成長する可能性があるから。広島時代だって、FW浅野拓磨をはじめ多くの若手を見いだしているし、ある意味“自分好み”の選手に育てられるんじゃないかな。

 それと、今回は五輪世代が中心だからといって、来年の本番に備えるってわけじゃないと思うよ。やっぱり日本代表監督としての目標は2022年カタールW杯だし、秋から始まるアジア予選に向け、さらなる世代交代をするための底上げ策でしょう。まあ森保監督の手腕に期待だね。