ドイツに2―2ドロー なでしこ「収穫」と「不安」

2019年04月10日 11時30分

先制点を決めた長谷川(左から2人目)を祝福するなでしこイレブン(ロイター)

【ドイツ・パーダーボルン9日(日本時間10日)発】サッカー女子の国際親善試合が行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング7位の日本代表(なでしこジャパン)は同2位のドイツと2―2で引き分けた。相手のミスに乗じてリードする展開だったが勝ち切れず、収穫と不安が交錯する内容だった。

 6月のW杯でも優勝候補に挙げられるフランスに1―3で惨敗してから中4日となる試合は意外な形で動いた。支配率で上回るドイツは前半35分にGKがまさかのパスミス。これを見逃さなかったMF長谷川唯(22=日テレ)がループシュートを無人のゴールに流し込んで、日本が先制した。

 後半8分に同点に追いつかれたなでしこは2分後にFW横山久美(25=長野)を投入して逆襲。24分にはまたも相手GKがパスミスを犯し、最後は横山が決めて再びリードした。だが27分、相手の左クロスをGK平尾知佳(22=新潟)がファンブルしたところを詰められて同点にされた。

 それでもアディショナルタイムに迎えた2度の大ピンチを、平尾が立て続けにセーブして勝ち越し点を許さなかった。高倉麻子監督(50)も「守備は高い意識の中でやれたし、攻撃でも何度かいい形ができていた。ポジティブに捉えて、W杯に向かいたい」と手応えをつかんで遠征を終えた。