サッカー協会次期会長に田嶋幸三氏 初の選挙で選出

2016年01月31日 18時54分

次期会長に選出された田嶋幸三氏

 日本サッカー協会は31日、都内で次期会長を決める臨時評議員会を開き、田嶋幸三副会長(58)が会長予定者として選出された。

 日本のスポーツ界では異例となる会長選挙として注目を集めたが、出席した評議員75人による投票の結果、田嶋氏が40票を得て、原博実専務理事(57)が34票を上回った(白票1)。

 次期会長に内定した田嶋氏は、FIFA(国際サッカー連盟)理事と兼務する意義を強調し「FIFAの意思決定の場にいることで招致活動はやりやすくなる。日本で2021年にFIFA総会、23年は女子W杯をやりたい。20年は東京五輪でサッカーの成功、そして20年はフットサルW杯も招致しようとしている」と、国際舞台における日本の地位向上を目指す。

 女性幹部の登用にも積極的で「もちろんしなければいけない。マニフェストでも女性副会長の復活をうたっている」と副会長を増員した上で、女性枠の設置に意欲満々だ。
 一方、持論である19年秋からのJリーグの秋春制移行は「シーズン制を変えるのが目的ではない。Jリーグにはガバナンスがあり、リスペクトすべき。会長が変わったら全て決めるというのは良くない。NOという答えもあり得るし、そこでどうするのかを考えていくことが大事」と慎重な姿勢を示し、ややトーンダウンした。

“田嶋政権″の誕生で日本サッカー界にどのような変革がもたらされるか、注目だ。