ルヴァンカップ決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が29日、都内で行われ、出場8チームの対戦カードが決まった。

 今季は1次リーグまたはプレーオフを突破した福岡、広島、C大阪、名古屋に、アジアチャンピオンズリーグ組の川崎、横浜M、浦和、神戸が加わる。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ擁する神戸は福岡と対戦。決勝トーナメント1回戦第1戦は、8月3日にホームで、同第2戦は同10日にアウェーで行われる。勝てば、横浜Mと広島の勝者が相手となる。

 神戸はリーグ戦で最下位に沈み、29日にロティーナ監督の解任を発表。揺れている状況だが、タイトル奪取に向けて立て直していけるか注目される。抽選会に出席したFW小田裕太郎は「リーグ戦で引き分けだったので、1戦目から勝てるように準備していきたい」。対する福岡のFW金森健志は「タレントが多く手ごわい相手だけど、目標の(クラブ初となる)ベスト4を達成できるように、神戸を倒したい」と意気込んだ。

 そのほかのカードは前回覇者の名古屋が、浦和と激突し、勝てば、川崎―C大阪の勝者と対戦。準決勝は第1戦が9月21日、第2戦は同25日。決勝は10月22日に行われる。