J1神戸が16日の福岡戦(ノエスタ)で1―0と快勝し、エースFW大迫勇也の負傷離脱の不安を払拭した。

 神戸は0―0で迎えた後半41分、途中出場のFWドウグラスが強烈ヘッドで決勝点を奪った。

 日本代表のカタールW杯アジア最終予選を終えてクラブに戻ってきた大迫が負傷のため戦線離脱することになり、大黒柱を欠くことになったが、6試合ぶりに出場した助っ人が見事に期待に応えてチームを勝利に導いた。

 殊勲のドウグラスは「アリガトウゴザイマス!」と喜びを爆発。決勝点を「タイミングよく飛べて、GKにとって難しい叩きつけるヘディングができた」と自画自賛した。

 これで2連勝の神戸は勝ち点を60に伸ばして3位をキープ。シ烈な上位争いを演じる4位名古屋に勝ち点3差をつけて、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権獲得へ向けて前進した。

「ゴールだけでなく他の形でもチームに貢献できるようにしていきたい」と神戸愛を全開させる助っ人が、終盤戦でチームをけん引していきそうだ。