サッカーのルヴァンカップ準決勝が6日に行われ、J1名古屋がFC東京戦(豊田ス)で3―1と快勝して決勝進出に王手をかけた。

 勝負を決めたのは〝元セレッソコンビ〟だ。

 まずは前半17分、FW柿谷曜一朗(31)が先制ゴールを決めて幸先いいスタートを切ると、後半24分にはDF木本恭生(28)が貴重な追加点を奪った。

 柿谷は今季、長年プレーしたC大阪から名古屋への移籍を決断した。木本もプロ入りから所属したC大阪から今季加入した。ファンの間からはネット上で「名古屋は柿谷に木本とセレッソ勢の活躍」との声が上がるなど、元C大阪コンビの大活躍で悲願のタイトル奪取へ大きく前進した。

 10日に敵地で行われる準決勝第2戦に向けて、再び大暴れに期待が高まりそうだ。

 なお、準決勝のもう1試合は浦和がホームでC大阪と1―1で引き分けた。