J1神戸が22日に日本代表FW大迫勇也(31)、FW武藤嘉紀(29)、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(30)の入団会見を開催し、三木谷浩史会長(56)が超大型補強で注目されるフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)化を宣言した。

 神戸は日本代表でも活躍する両ストライカーに加え、スペインでかつて天才と言われた強力助っ人も獲得。世界的スターのMFアンドレス・イニエスタを中心に日本の〝銀河系軍団〟の構築が着々と進んでいる。

 三木谷会長は大型補強について「Jリーグは世界で注目されるリーグにできる。イニエスタも将来的なアジアのサッカーに魅力を感じたから来たと思う。そういう中で、Jリーグはこぢんまりまとまっているというと怒られちゃうかもしれないけれど…。そういうこともあってパリ・サンジェルマンみたいにではありませんけども、積極的な投資とともに大きな魅力があって熱があって、経済的にもサステナブルになっていくというのが我々の目標」と力説。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)を始め世界各国のスターを集めて今夏のサッカー界の話題を独占しているPSGを引き合いに出して〝日本版PSG〟を目指すと高らかに宣言した。

 神戸を世界からも大きな注目を集めるビッグクラブへ。三木谷会長の壮大な挑戦は続く。