J1神戸は8日、日本代表FW大迫勇也(31)をドイツ1部ブレーメンから完全移籍で獲得したと発表した。

 2014年1月にJ1鹿島から1860ミュンヘン(当時ドイツ2部)に完全移籍した大迫は、同1部ケルン、ブレーメンを経て7年ぶりのJリーグ復帰となった。ドイツ1部リーグでは181試合26得点を挙げた。日本代表では不動の1トップに君臨し、22年カタールW杯を目指すチームに欠かせない存在だ。

 大迫は神戸を通じて「ドイツで7年半プレーする中でさまざまな経験をさせていただき、ここからもう一段階自分を成長させるため、強い気持ちを持ってヴィッセル神戸に移籍することを決断しました。全てのタイトルを取り、新たな歴史をつくるために、全力でプレーし、ストライカーとしてゴールを追求していきたいと思います」とコメントした。

 この日午前には、大迫傑(30=ナイキ)が現役最後のレースとして臨んだ東京五輪男子マラソンで粘りの走りを見せて6位入賞を果たした。そのため「大迫半端ないって」がSNSで急上昇したが、午後になって〝本家〟も話題になった格好。「大迫――」は、対戦相手の選手が高校時代の大迫勇也のプレーを評して広まった。