J1C大阪は26日、ブラジル人DFダンクレー(29)が、サウジアラビアのアル・アハリへ完全移籍すると発表した。

 長身センターバックは、母国ブラジルでキャリアをスタートさせると、フランスやポルトガルでのプレーを経て2019年にJ1神戸へ移籍し、クラブ史上初タイトルとなる同年の天皇杯制覇に貢献。

 今季からC大阪に加入したが、ケガなどで出遅れ、5月2日のG大阪戦で新天地デビューを果たした。それから6戦連続フル出場で最終ラインを支えたが、わずか半年あまりでの退団となってしまった。

 ダンクレーはクラブを通じて「もう皆さまの前でプレーすることができないのが本当に悲しいです。チームのために全力を尽くしてタイトルを勝ち取ってC大阪の歴史に名前を残すという目標を果たすことができなくて残念です。残りのシーズンでJリーグやアジアチャンピオンズリーグなどでタイトルを勝ち取れるよう応援しています」とコメントした。