J1横浜Mの新監督に、元日本代表MF本田圭佑(35)を指導した経験もあるケビン・マスカット氏(47)が就任する可能性が高まっている。

 横浜Mはポステコグルー監督がスコットランド1部セルティックの監督に就任。後任を模索する中、オーストラリアメディア「アジアンゲームズ」がマスカット氏の就任を報じた。

 マスカット氏は現役時代にオーストラリア代表として活躍。引退後は同国の強豪メルボルン・ビクトリーも指揮し、当時所属していた本田からはその手腕を高く評価されていた。

 昨季はシーズン途中で解任されたもののベルギー1部シントトロイデンでも監督を務め、FW鈴木優磨(25)ら日本人選手を指導。日本人選手との縁も来日を後押しするとみられる。

 同メディアによれば、マスカット氏は今後来日して新型コロナ感染対策として2週間の自主待機措置を経た上で、東京五輪開催中に横浜Mに合流するという。

 2019年には15年ぶりにリーグ制覇を成し遂げたポステコグルー監督の電撃退任に揺れる横浜Mだが、同じオーストラリア人の指揮官がバトンを受け継ぐことになりそうだ。