J2相模原は1日、新監督に元日本代表FWで「アジアの大砲」と呼ばれた高木琢也氏(53)が就任すると発表した。

 今季J2に昇格した相模原は最下位に低迷する中、31日に三浦文丈監督を解任。後任に横浜FCや東京V、熊本、長崎の監督を歴任し、昨季まで大宮を率いていた高木氏を指名し、チーム再建を託すことになった。

 高木氏はクラブを通じ「SC相模原のファン・サポーターをはじめ関係者の皆さま、はじめまして、高木琢也です。今シーズンJ2へ昇格したチームということもあり、J2の戦いの難しさを感じている状況で、残留という目的を一緒に目指していくのが、自分自身の一番の役割だと思っています。選手たちの持っている力をもっともっと引き出して、SC相模原に関わる皆さまと一緒にこの目的を果たしたいと思います。また、これまでと少し違った私自身のカラーといいますか、『風』をお届けしてチームの進化に貢献できればと思います」とコメントしている。

 相模原は現在2勝5分け9敗の最下位でJ3降格の危機にあるが、高木新監督がチームを上位に導くはずだ。