Jリーグ・ルヴァンカップ1次リーグ最終節(19日)で神戸は敵地で徳島に3―0で勝利した。ケニア代表FWアユブ・マシカ(28)が来日初ゴールを含め2得点をマークし、途中出場の元スペイン代表MFアンドレア・イニエスタ(37)とともにチームのプレーオフ進出に貢献した。

 マシカは初ゴールについて「いいパスが来たし、いいボールタッチができたので、あとはゴールするだけだった。自分でも良いゴールだと思っている」と自画自賛。宙返りのゴールパフォーマンスも初披露したことに「状況によるけど、気分がいいときはサマーソルトをやっている」と、今後も継続していく構えだ。

 昨季J1得点王のFWマイケル・オルンガ(27=現アルドハイル)と同じケニア出身のストライカー。神戸の三浦淳寛監督(46)は「得点のところもそうだけど、戦術理解が深まっている。評価しています」としたが、負傷明けで途中出場が続いているイニエスタが完全復調し、連係を高めれば、ゴール量産も可能だろう。

 マシカは「普段から激しいトレーニングをして体を仕上げている。これからもっといい結果を出せるようにやっていきたい」と話し、さらなる活躍を誓っていた。