J1神戸のベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(35)が15日、ホームのC大阪戦で劇的な同点ゴールを決めた。

 0―1で迎えた後半アディショナルタイム。目安の5分となろうとしていたまさに終了間際だった。FWドウグラスのシュートは相手GKにセーブされるが、こぼれ球をFWアユブ・マシカがつなぎ、最後はフェルマーレンが左足でゴールに突き刺した。

 チームのあきらめない姿勢が同点ゴールという形となり、三浦淳寛監督は「あきらめない姿勢がよかった」と納得の表情。フェルマーレンは「いい形でボールが転がってきてクリーンヒットできた。素晴らしいゴールだった」とJ初ゴールにご満悦だった。

 この日は、後半途中出場の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)が11日に神戸との契約を2年延長してから初の公式戦だったが、主役は現役ベルギー代表。改めてタレント揃いのチームだということを知らしめた。